【存在意義】
素晴らしい技術で完璧ともいえる
美しい橋をつくったとしましょう。
しかし、車も通らず人も利用しない。
この橋に存在意義はあるのでしょうか?
同じ質問を音楽家は日々問い続けています。
自分自身と向き合い続けることで、
芸術はその扉を開いてくれます。
その扉に他の誰かを導くことは、ことのほか難しい。
そして、その存在が人々に喜びをもたらすところに
橋を作ればイイということに気づくまで、
さらに時間を要するのです。
心の架け橋を作るということに。
Style of Music
アコーディオン、ピアノ、
そしてアコーディナ。
様々な楽器で音楽を表現しています。
それぞれの表情が変わっても
表現することは同じです。
喜び、哀しみ、そして怒り。
言葉にすれば少し陳腐になってしまう、
そのすべてを音楽で表現すること。
それは私にとって、
生きることの意味を見いだす行為なのです。