ピアノ・アルバムのリリース

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2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

ピアノのニューアルバムのレコーディングと編集が完了しました。これからジャケット制作に入ります。リリースは6月を予定しています。

ピアノ・アルバムのリリース

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ピアノで表現したかったこと

3年前に「muse」という、ピアノアルバムをリリースしました。今回はそのアルバムのリメイクになります。再販ではなくリメイクです。前アルバムより7曲を使用、すべてリミックス、リマスタリングです。そして、まったく新しく4曲録音しました。

3年前に制作した当時は、ピアノと他の楽器とのスタイルが明確に分けられてなくて、音楽的な方向性のわかりにくいものになっていました。これは、いろんな楽器を一人で演奏する音楽家のほとんどが陥ってしまうのではないでしょうか。

時間をかけて自分の中のものを整理して、それぞれを見つめ直しました。アコーディオン、アコーディナ、ピアノの音楽、それぞれを分けて製作することで各楽器で表現したかったことがより明確になりました。

とにかく「ピアノを弾くときはピアノに集中する」ことにしました。これはどの楽器でも同じですね。

楽器とのつきあいは人とのつきあいと同じで、一人の人と向き合うときには、その人に真剣に向き合うべきなのです。たくさんの友達がいるからといって、人との会話中にLineの応答をするなような、なめたことをしてはいけません。そんなことをしていると、目の前の人は離れていってしまいます。

楽器もまた、いい加減な気持ちでは離れていってしまうのです。ピアノで表現するときは、真っ正面からピアノと向き合い「ピアノが最も美しく輝く」ようにつきあうことで、楽器もまたそれに応えてくれます。そしてまた自分自身の気持ちとも正面から向き合うことができます。

今回のアルバムでは、今の時点で自分が最も「ピアノで表現したかったこと」が出来たと思っています。

パーカッションとの共演

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アルバムには、村尾浩史こと「マルコ」をお迎えして 収録曲の大半に参加していただきました。1曲、マルコのオリジナルもあります。実は制作に当たって、別のバンド名を考えていました。大半がマルコとの共演であるからです。いろいろな候補があったのですが、なかなかよいアイデアが思いつきませんでした。

結局、ピアノアルバムとして「緒方悠」の名前でリリースすることにしました。今まで出したものとは傾向が違うものの、ピアノで表現したい部分は同じであるからです。「最初は静かに語りかけて、その後にぐいぐい引き込んでいく」ような演奏スタイルです。

作品を制作し続けていく段階で、いずれバンド名を作って発表すると思いますが、現時点では「緒方悠」で発表します。

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今後の展開

ライブ演奏も念頭に置いています。マルコとは数ヶ月に一回、会員制のクラブで演奏していますが、もう少し先には一般の方も参加が出来る演奏会をしようと思っています。

ライブなどでの演奏を考慮して、アルバムは再現性のあるかたちでレコーディングしました。中にはかなり音を足して重厚になってしまったものもありますが、これもライブの時は生演奏だけで十分カバーできます。

ピアノとパーカッションという編成は現在では時々見かけることもありますが、自分たちの作るものはどこにもない、自分たちのオリジナルのスタイルだと思います。そのため、一般の人に受け入れられるのには時間がかかるかもしれません。

アルバム「muse」より

掲載曲はパブリックドメイン(著作権消滅)もしくは楽曲中のアドリブ部分となります。  

大切な人と向き合うように楽器と向き合って生まれた音楽は、真っ正面から音楽に向き合う人を呼び寄せてくれるのではないかと思うのです。 自分自身と向き合い、人に対してもまた誠実に向き合う、そういう人を呼び寄せてくれると思うのです。

そういう人とたちと喜びを共有するために、作品を発表していきたいです。

2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

 

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神出高志と書きます。本名です。でもちょっと固いイメージなので、カタカナ表記にしています。

音楽製作ではヒビノカケラ、ピアノを弾くときは緒方悠と名乗っています。でカミデタカシはアコーディオンを弾くときです。全部同一人物です。明らかに表現方法が違うために、配信などでジャンル分けしたときに管理をわかりやすいようにしているのです。

毎日音楽と関わっています。死ぬまで続けます。それは単純に自分にとって一番、幸せになれる方法だからです。そういったことも含めて、いろいろブログに綴っていきたいと思っています。

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