2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。
以前、物理モデリングピアノのRadical PianoをReason10発売の記事でもご紹介いたしました。これ以外にもフランスメーカーから物理モデリングのピアノ、Pianoteqがあります。
物理モデリングのピアノ、Pianoteq 6
とあるフィードバックから
これを知るきっかけになったのは、Reason10発売の記事内のRadical Pianoへのフィードバックから。
Reason 10のRadical Piano以外に物理モデリングのピアノをあまり見かけないと書いたところ...
む、、無知って…😅
RolandのV-Pianoは知っていたので、まぁ、これは除外するとして、pianoteqは知りませんでしたので調べてみました。すると、結構DTMerの間では人気のpiano音源で、「まぁ無知といわれりゃ、そうかもしれませんね😡」とするしかありません。まぁ、この程度の人間に言われているのは気分悪いですが...。
で、調べれば調べるほど、この音源おもしろい。
早速、ポチってみました。
セールでお安く
ものすごく絶妙なタイミングでMedia Integrationでこの音源がセール中でした。
これは、半額近いですね。
デモ版すっ飛ばして購入です。
物理モデリング ピアノ おさらい
このブログでも今までたくさんピアノ音源を取り上げましたが、そのほとんどがサンプリングファイルを読みこませて演奏する、サンプリング音源です。早い話が録音したピアノの音を再生させるという方式ですね。実際には複雑な技術でよりリアルな音源へと作るあげていくわけです。
代表はIvoryやNative Instrumentsのピアノ音源ですね。
対して物理モデリングは、これも平たくいってしまうと音を合成して作る「シンセ」です。楽器の物理的な挙動をシュミレーションして音をつくっていくわけですね。初期の頃は結構オモチャっぽかったのですが、最近ではかなりリアルになってきています。
弦や管楽器の音源ではSampleModering、エレピやギター、パーカッションではAAS、IKマルチメディアのMODO BASSなどをこのブログ記事でも取り上げました。
この物理モデリングの技術をピアノに応用したのが、Radical PianoやPianoteqになります。
Pianoteqでは以下の事がこの物理モデリング技術で可能です。
- ハンマー、弦、響板、ペダル、上蓋など、ピアノを構成する各部位の相互作用を再現して発音
- サンプル音源とは異なる反応、和音の響きによる、有機的な表現力
- 128段階のすべてで滑らかに反応する、ベロシティ・レスポンス
- 1連続的なペダルへのレスポンスにより、ハーフ・ペダル表現に対応
- 無音で押さえた弦を他の打弦で響かせる、「共鳴」奏法も再現可能
多彩な音源 Pianoteq
Pianoteq音源を購入後は、ユーザー登録をしてソフトウェアをメーカーサイトよりダウンロードします。その際に、以下の3種類の中から選べと指示が出ます。
- アコースティック
- エレクトリック
- パーカッション
の中から好きなものを選べるようになっています。Pianoteqはアコースティックピアノのみならず、エレピやビブラフォンもモデリングしていてそちらのタイプも選べるということですね。
選択肢としては、ここでアコースティックを選ぶのが普通でしょう。Pianoteqのようなかたちの物理モデリングの恩恵を1番受けるのは、アコースティックピアノと思いますので。
とりあえずは、ここで選ばなかった音源も後から追加購入することが出来ます。
追加音源
上記で選ばなかった音源や、それ以外にも多彩な音源がそろっています。これらを後から追加できるところも魅力の一つですね。
ボクはMedia IntegrationでPianoteq 6を購入した際に1019ポイントがついたので、これと併せてまたまたセール中の音源を追加購入しました。
購入したのは博物館にある19世紀のピアノのモデリング音源です。セール特価とポイント利用で2900円也〜😚
その他にもエレピやビブラフォンなど使ってみたいものもありますが、実際問題、物理モデリング関してはAASのものやReason拡張ラックのRadicalKeyを既に持っているので、あまり最初から欲張らないことにしました。特にRadical Keyはかなりお気に入りなので、エレピに関しては当分こちらを使うと思います。
フリー音源
Pianoteqのすごいところはフリーの追加音源が充実していることです。無料だからといって妥協しているわけでもありません。ハープシコードやピアノフォルテ、プレイエルのピアノ、そしてYAMAHA CP80などがすべて無料で手に入ります。面白いところでは教会の鐘もありますね。
最新の無料音源は小さな教会にあるような4オクターブのパイプオルガンです。これだけでもかなり価値がありますね。荘厳なパイプオルガンよりもこちらの方が使い勝手も良くて、この手の音はボクもよく使用することが多いです。
デモ演奏も聴けるので、リンク先で是非聴いてみてください。
追記:この音源はPianoteqの拡張ファイルではなくて、別のOrganteqという音源となります。プラグインとして使用することが出来ない、あくまで演奏を愉しむだけのフリー音源となります。なので、DAWで使用することも出来ません。おそらくプラグインとして使える有料版を後でリリースするのではないでしょうか。
さてさて、肝心の試奏感ですが.....
今回は音源の紹介だけにしておきます😜
というのも、この音源のことを書き始めると、すごいヴォリュームの記事になってしまいそうなので、1回ではちょっと無理な感じです😅もう少し使い込んでから、他の音源と比較したものなど、いろいろとレビューをまた書いてみたいと思います。
追記:その後、かなりのヴォリュームになりましたが、Pianoteq 6のレビュー記事を書きました。じっくりお読みください〜♪
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