2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。
静かな郊外のカフェにて音楽編集作業中。ななめ向かいに座っている、きれいなお姉さんがじっとコチラを見つめています。「ん、これはもしや...」と淡い期待を抱きつつ編集に専念。するとなんと!向こうから声をかけてきました。「あのー、知らない方にいきなりこんなことをいうのは初めてなんですが....」
(きたー!!!ドキドキ!!!)
「ヘッドフォンから漏れている音、ものすごく大きくて気になるんです。ごめんなさい、もう少し音量下げていただけないでしょうか。」
。。。。がーん!
そんなこんなで、新しくヘッドフォンを買うことにしました。
宅スタジオでは録音の時にサウンドチェック用、それぞれの用途に分けてモニターを使います。スピーカーとヘッドフォンも何種類かあります。
最近始めたカフェでつかうのには見た目重視(笑)で、Marshall Major FXの白を使っていました。小さいので持ち運びも便利です。
Marshall Major FX
しかしこのヘッドフォンは音域が中低位域に強調なので、高音の繊細な音が聞こえにくいです。おのずとボリュームを上げます。そうするとこいつは密閉式ではないので、音が外に漏れまくりなのです。本人は気づかないのですが、あり得ないくらいに音が漏れまくりだったのです。静かな場所や満員電車とかだともう迷惑このうえないというシロモノだったのです。
自宅での編集用のヘッドフォンは大きくて、ヘルメットかぶっているような感じになりますから、やっぱりカフェなんかで使うにはちょっと恥ずかしいです(笑)。で、いろいろ探してみたら、オーディオテクニカので感じのいいのがありました。MSR-7 限定カラーの赤です。
audio-technica ATH-MSR-7LTD
限定カラーなのでもうほとんど在庫もなく通常カラーよりも割高になってしまいますが、外で仕事するには見た目も大事ですよ!気分が変わりますから!どうですか、この人目を引く不必要にド派手な外観!
しかも限定カラーなのでもう手に入らないのです、元々買う予定のなかったヘッドフォンですが、音漏れ事情から買うことになって、さらに限定カラー、もうこのタイミングは買うしかない、つまりすべては一期一会ですよ!
何のことはない、近頃、散財気味なのでお金を使うことを正当化しています。
肝心の音の方ですが、これはもう評判どおり。Marshall Major FXは見た目重視でしたが、MSR-7はもう見た目のことを重視していたのが申しわけないくらいイイ音です。長く聴いていても聴き疲れしない、純粋に音楽や映画をいつまでも楽しむための音ですね。さすが、ヘッドフォンの老舗メーカーですね。
スタジオ録音用にはオーディオテクニカのATH-A9Xを使っています。音漏れが少ないので別の音を重ねて撮るときなどに丁度よいのです。そんなに高価なものじゃないんですが、長年使い慣れた安心感もありますね。よく仕事で依頼されて行っていたスタジオが、レコーディングの時にコレを使っていたせいもありますね。
audio-technica ATH-A9X
編集モニターにはSONYのMDR-Z1000をつかっています。コチラはもう録音した音のデティールをしっかり出してくれる、もうTHE 仕事!という感じの音です。ほんと細部まで音をしっかり見せてくれるので、微妙なエフェクター処理の時は重宝します。
MDR-Z1000
さて、新顔の赤いMSR-7は音楽を楽しむためのヘッドフォンという感じですね。音に包み込まれる感じです。それでいて細部のでティールもしっかり聴かせてくれます。MDR-Z1000ほどくっきりと前に出る感じがしないので、細かい作業はMDR-Z1000のほうがよいかもしれませんが、長時間、全体的な音の流れを見るときにはMSR-7はいい感じです。
接続ケーブルを純正のものではなくて、Belden88760を使ってみました。このケーブルはボクが今、コンパクト・エフェクターのパッチケーブルに使っているものと同じです。結果、さらに一枚膜とれたような期待以上の音になりましたよ。
Belden88760
ケーブルも赤、そしてヘッドフォンも赤、気分も音楽制作の情熱で真っ赤かかかに燃えてますよ!
さて...ここのところお金使いすぎたんで、頑張って仕事します...。
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