音の記憶〜過去から呼びかけるもの

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このブログを始めたのが、2年前ほど前の2015年の5月23日。もともとのHPは2001年からオープンしていますから、かれこれ16年になりますね。

WordPressの形式にして、その後、すぐにヴァーチャル・インストルメントの音源にハマり出しました。当初はブログで公開していました。そうやって積み重ねていって昨年くらいから月例配信も開始しました。

毎日音楽を作っていると、次から次へと「真新しさ」ばかりに目がいってしまうことがあります。今よりも前進するため、自分のたりないものを求める余りに、自分の持っていないもので補おうとします。そうすると次から次へとその刺激を外へ外へと求めるようになります。

今回はちょっと自分を見直す意味でも過去に作ったもの、音楽配信前のBlog掲載のために作っていた音楽に目を向けてみたいと思います。

 

「錬金術師の悪夢」

当時、一番使用していたLOGICという音楽製作ソフトに「Alchemy」というシンセが標準装備されるようになって、それを使って作ってみた音楽です。もしかしたら、ちゃんとしたメロディがない最初の音楽かもしれません。

 

「Tu as de La Chance」

SampleTankという総合音源の無料お試し版だけで作った曲です。このあたりからヴァーチャル音源にハマりだしましたね。Tu as De La Chanceとはフランス語で「ラッキーですね」みたいな意味です。当時、フランス語を習い始めていて、このフレーズが結構気にいったのでタイトルに使いました。

 

「今、一番キミに見せたいもの」

SampleTankという音源の無料版から、製品版にアップグレードして付属音源もそろえだした頃のものです。SampleTank、あらためて聴くとやっぱり気持ちのイイ音ですね。久しぶりにこれだけで音楽を作ってみたくなりました。

 

丁度、この時期は人間関係のうんざりするような部分を見せつけられて、気分的にもかなり沈んでいたときでした。だからその気分とは逆のものをひたすら作っていたような気がします。今聴くと、そのときは気持ちを落としていかないようにと必死で踏ん張っていた感じだったというのを思い出しました。

そして、このときに自分にわずかな希望を与えてくれていた小さな命の灯りも今はもう消えてしましました。そういったいろんな想いが音楽からいろいろ蘇ってきます。

 

 

音楽を聴いてそのときの情景や景色を思い出すことは多いですね。

過去を振り返ってみてることで「初心」にかえることもできます。そして、あの頃よりも少しは前に前進できたかなと今の自分を見直すきっかけにもなります。



今作っているものが、数年後には自分の記憶の中の何かを呼び起こせるかどうか、そういったことを考えながら音楽に向き合っていきたいです。

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