Albumリリースの意味を考えてみる

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2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。

今年に入って「ヒビノカケラ」というプロジェクトを開始して、おかげさまでボチボチと聴いていただいている数も増えつつあります。毎月、月例報告書なるものが送られてくるのでどこで何回再生されたとか、ダウンロードされたとかがわかるようになっているのです。

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最近、特に思うのがストリーミング再生、AppleMusicSpotifyでの音楽の再生率が多くなってきています。特に「ヒビノカケラ」はこちらの方が圧倒的です。

 

音楽との関わり方、特にオーディオ再生に至っては、今後、デジタル音楽はストリーミングが主流になっていくことは間違いありません。

 

ボク自身もAppleMusicを利用していて、アーティストのアルバム自体買うことがなくなりました。しかも親切なことにAppleMusicでは、聴いている音楽の傾向から単曲単位で作られたお薦め曲のリストが、ForYouというかたちで2日おきくらいに表示されます。個人でもプレイリストを単曲単位で作って持ち歩くようになっています。

 

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そこで、考えてみたのが「Albumをリリースするということのメリット」です。

 

そもそも、Albumというかたち、古くはレコードというかたちで音楽をマーケットに送り出したのは、その時代の販売形態に合っていたからで、アーティスト自体の表現方法ではなかったはずです。ようするに音楽をAlbumというかたちにすることで「売りやすくなる」ということです。LPレコードなりCDなり、そういったパッケージ商品にした方が「売りやすい」ということですね。

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ボクは音楽を作る側の人間で、日々いろんなものを作っています。それは創作という自然な行為で誰からも強要されるものではありません。

 

Albumというかたちでものを考えると、「さぁ、これから12,3曲ほど製作」という「どっこいしょ!」の状態になります(笑)。で、これはものを売るために作られた行為であって、なんか自然な創作行為というのとはちょっと違うような気がするんですよ。

 

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もちろん、それで生活している以上、そういったことも考えて、そこから金銭的なものが生まれないと「趣味のおっちゃん」ですが、今の時代、音楽の聴かれ方を考えるとAlbum製作という考え方に固執する必要はないと思うんです。現在、実演活動を休止しているボクの場合、Albumを作ってもライブとかにも連動しませんしね。

 

ヒビノカケラ」を開始して、毎月3曲配信、このペースのほうが自分には合っているような気がします。もちろんたくさんいいたいことをがあって、たくさんの曲をまとめて出したいときは、Albumというかたちになるでしょう。でも、普段から生まれ続けるものを発表していくかたち、そういうものが存在するのであれば、その方が良いです。そうすることで、オーディエンスとの関係もより近くなると思うんですよね。

 

で、ちょっと考えているのは、ボクはいま多重人格的に音楽を作っていますが(笑)、「ヒビノカケラ」のみならず、他のものもこのペースで作っていこうかと思っているのです。「ヒビノカケラ」自体も複合的になっているので、もう少し一定方向にカテゴライズしたものにしようと思っています。

 

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ということで、今後の展開をただいま整理中ということなのです。

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神出高志と書きます。本名です。でもちょっと固いイメージなので、カタカナ表記にしています。

音楽製作ではヒビノカケラ、ピアノを弾くときは緒方悠と名乗っています。でカミデタカシはアコーディオンを弾くときです。全部同一人物です。明らかに表現方法が違うために、配信などでジャンル分けしたときに管理をわかりやすいようにしているのです。

毎日音楽と関わっています。死ぬまで続けます。それは単純に自分にとって一番、幸せになれる方法だからです。そういったことも含めて、いろいろブログに綴っていきたいと思っています。

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