NIのピアノ音源比較 MAVERICK

前回、ピアノ音源GENTLEMANについてふれました。今回はMAVERICKについて書いてみたいと思います。

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”THE MAVERICKは、1905年にプロイセン王国王子のために製作された、非凡な音を誇るコンサート・グランドの完璧な再現です。”

というメーカーの触れ込みです。

 

以前、ジュネーブに滞在(当時のカノジョの家に居候)していたとき、ときどき少し足を伸ばしてフランスの田舎をぶらついていました。そこでふと見つけた楽器店にはいりました。ピアノ専門の楽器店でものすごく状態の良い1950年代のプレイエルのピアノ(フランス製のピアノです)がたくさん置いてありました。それも格安です!

ピアノを弾いてもイイですか?

というと店員さんが無言でピアノのほうに手を差し出し「どうぞ」の意思表示をしました。

 

しばらくピアノを弾いていると、奥の方から作業用の前掛けをかけた、いかにも職人風のおっちゃんが出てきて手招きします。そちらに行くと奥の扉の向こうは工房になっていて、調整中のピアノが所狭しと並んでいました。

「このピアノ弾いてくみてくれない?」

19世紀後半のベヒシュタイン(ドイツのピアノメーカーです)のピアノでした。クセがとても強くて最初は弾きにくかったのですが、しばらくさわってみて一番美しく響くポイントがわかると、なんともいえない奥行きのある響きを奏でるようになりました。

 

「クセが強いですが、そこをつかめばものすごく好いピアノですね」

「手を入れれば、もっと弾きやすくできるんだ。けど、当時の職人のスピリッツの残したいと思ってるんだよ」

 

その後も、いろんなピアノをさわらせていただき、とても楽しい時間を過ごしました。まるで小説「パリ左岸のピアノ工房」に迷い込んだような感じでした。いつも後から気づくことなのですが、こういった出来事のひとつひとつが人生の宝物になっていきますね。

 

さて、MAVERICKです。

先に書いた、フランスの工房でさわったピアノが19世紀のベヒシュタインで、今回レビューするMAVERICKもプロイセン王子のために作られたピアノということで、ドイツ製。時代背景を考えると、ベヒシュタインの可能性が高いですね。

設定などは前回書いた、GENTLEMANと同じなのですが、前回書き忘れたことをひとつ。

2016 08 11 22 03

このシリーズはパッチリストが一種類しかないのですが、設定値を変えた音色が「スナップショット」に保存されてあります。

ただ、ノイズの設定がちょっとわざとらしくて、このままでは楽曲製作に使えないのがほとんどです(演奏するだけなら面白いかもしれませんが〜笑)。適当にいじって好みの状態まで持って行くのが良いと思います。

 

今回はこの「スナップショット」状態から好みの状態に持っていったものをパッチリストに保存しました。よろしければダウンロードしてお使いください。

MAVERICKは、ハンマーノイズのジョイント部分でカタカタという音します。より古い楽器という感じをだせそうです。フランスの田舎、ピアノ工房でさわった19世紀のベヒシュタインのアンティークなピアノの音をイメージして作ってみました。

 

今回はオリジナル曲ではなくて、クラシック音楽名曲のさわり部分を数曲弾いてみました。この音源、クラシック音楽はかなり相性良いと思います。特にショパンの曲は音源で弾くとしんどくなることが多いですが、これで弾くと気持ちよく弾けました。

空間系エフェクトは、この音源の「Church」を若干設定を変えて使用しました。

「アンティーク・ピアノの音色で演奏した楽曲」

 

演奏で使用した音色(patch)

アンティーク・ピアノ

では、次回また!

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