2018年8月以降、すべての記事は「ブログ♪Note」で更新しています。音源レビューや音楽のリリース情報、日常の景色などの記事を掲載しています。是非ご覧下さい。
本棚を壁に設置しようと思いました。本体を止めるネジは「マイナスねじ」。しかし手元にはプラスドライバーしかありません、さて、アナタならどうしますか?
- 友達に相談する
- プラスドライバーを買いに行く
- いったんあきらめる
間違ってもやってはいけないことは、今持っているプラスドライバーで何とかしようとすることですね。ネジがつぶれてしまいます。
何か自分の手に負えないことに遭遇したときには、
- 人の手を借りる
- 金で解決する
- 一度手放してみる
しかし、これらを無視して自分の手持ちのふだで何とかしようとして、さらに最悪の事態になってしまうことがあります。
小説読んだり映画を観たりして思うことは、「わざと」この困った事態を引き起こす、「困った人たち」を登場させてストーリーを膨らませているということです。マイナスネジをプラスのドライバーで締めて壊して、後は誰かにおまかせ〜の人ですね。
実は音楽を作るときにも、こういった困った人たち(この場合は困った音たちでしょうか)を使います。このあたりの音を自然にわかりにくく混ぜて、緊張感を高めることで曲の緊張感も変わってきます。
だから、実生活で出くわす「困った人たち」には、ある意味アイデアを提供してもらっているのかもしれませんね。残念ながらそんな人間に感謝することは出来ませんが、そう考えると多少目をつむることは出来ますかね(笑)。
もっとも、一番肝心なことは正しいところに戻ってくるための「光と安らぎ」のようなもの。これが無いようでは、作品として成立しませんよね。「困った人たち」のおかげでここが美しく際立つわけですね。
ボクにとっての「光と安らぎ」。これを与えてくれている人たち。感謝しても感謝しても足りないくらいです。もしかしたら、これを読んでくれているアナタかもしれない。もしかしたら偶然、通りすがりにこのブログを読んでだけで、ただ困惑させているだけかもしれない。
でも、そういう気持ちで、毎日ボクは、音楽に向き合っているということです。そうやって生まれた音楽たちを、アナタの元に届けようと思っているのです。
「ヒビノカケラ」、毎月第1水曜日、2016年4月より配信開始です。
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