フリーベース・アコーディオン

IMG 2099

 アコーディオンの事を知らない人はまずいないとは思うのですが、この楽器の構造はいったいどうなっているの?と思っている人はけっこう多いと思います。

 ひとことで言ってしまうと、右手ボタンがピアノやオルガンのようにひとつひとつ音が出せて、左手ボタンが低音のベースと和音という構成になっています。左手側はひとつのボタンで、長調、短調、属和音が出せます。ひらたくいってしまうと左手側は初級の簡単キーボードのように、指一本で伴奏の部分ができてしまうようなものなのです。

 楽器の心得のある人がアコーディオンに触れると、他の楽器と比べると比較的早く楽曲らしきものを演奏できるようになります。なんせ左手側の和音がボタンひとつで出せてしまうのですから。でも、本格的に演奏できるようになるにはどの楽器も10年はかかります。アコーディオンでも同じですが、とっかかりの間口は広いですね。

 で、だんだんアコーディオンを弾けるようになってくると、左側のボタンひとつで和音を出せるという便利な機能が和音しか出せない、というジレンマに陥っていきます。特にピアノやオルガンを弾いていた人は、バッハなどの多声音楽をアコーディオンでも弾きたくなるのです。

 で、フリーベース・アコーディオンというのがあります。 これは切りかえスイッチ(アコーディオンのボタンの上に並んでいるスイッチです)でボタンひとつで和音を出せる機能を(解除して)全てのボタンそれぞれで単音を出せるようにする機能です。だからといって何でも弾けるわけでもなく、曲によっては通常のボタンひとつで和音をさせるアコーディオンのほうが、より素晴らしい演奏が出来ます。

 

 これから、このフリーベースと通常のアコーディオン(スタンダードベース・アコーディオン)のことをそれぞれカテゴリーを分けて書いていきます。フリーベースもスタンダードベースもそれぞれ魅力があり、またそれぞれ使い道があります。一度では全てお話しできないので、演奏家の立場から何回かに分けて書いていきたいと思います。



Share on Facebook24Tweet about this on TwitterShare on Google+0
もしこの記事が気に入ったら
Facebookでイイネ、または
Twitterでシェアしてくださいねー♪



<スポンサーリンク>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。